栄養価が高い青汁は、正しく使えば健康改善・維持に役立ちます。しかし使い方を間違えると、健康を得られないばかりか大きく損ないます。これから青汁を取り入れる人も、すでに継続的な飲用をしている人も、下記の点にご注意下さい。

◎青汁で下痢になるケース
青汁は豊富な食物繊維を含みます。そのため便秘解消にも役立ちますが、体質や様々な要因が重なった場合には下痢を引き起こす場合もあり注意が必要です。

そもそも食物繊維は2種類あります。水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維です。

水溶性食物繊維は、緑葉食野菜・果物・海藻に含まれるタイプです。便通を促すだけでなく、善玉菌の増加を助け、さらに血中コレステロールや中性脂肪を下げる働きもします。

不溶性食物繊維は、穀物・根菜などに含まれるタイプです。水分を含むことで排便を促します。また腸内にこびり付いた有害物質を排出する働きもあり、発がん性物質にも同様の働きをします。しかし大量に摂取すると腸内の水分を取られる形となり、カチカチ・コロコロの便秘を引き起こしやすくなります。

青汁から水溶性食物繊維を摂取すれば、殆どの場合は便秘解消します。しかし、何事もさじ加減が大切です。大量に摂取すると腸内運動が過剰になり、下痢を引き起こすこともあります。

青汁を飲用した結果『便は出るが緩すぎる』『下痢になる』場合は一日の摂取量を見直してください。まずは既定の半量で、腸・便の変化を観察することをおすすめします。

◎腎不全の場合は摂取量に注意
青汁に含まれるカリウム・ビタミン・リンは、体内で適切に使われ、過剰分は尿と一緒に排出されます。

しかし腎機能が衰えていると上手に排出されず、過剰分がそのまま体内に蓄積される傾向にあります。その場合は『不整脈』や『血圧低下』が予想されるため、飲用前には主治医に相談したほうが賢明でしょう。

腎不全、且つ便秘の改善を目的とする場合には、漢方の『複方熊胆円』をおすすめします。青汁と同様、腸内運動を促して排便させる効能があります。