一昔前の青汁は、口にするのを躊躇うほど不味いものでした。苦い上に青臭く、テレビコマーシャルもそれを強調するものが殆どでした。また有名テレビ番組の罰ゲームを通じて青汁を知り、とても不味いものと認識する人が続発しました。

青汁の苦みと青臭さは、原材料の『ケール』にあります。一昔前の青汁はこのケールを主原料としていたため、非常に飲み難く継続しがたいものでした。

ケールはその不味さが有名ですが、非常に栄養価が高く“野菜の王様”としても知られます。しかしスーパーなど一般的な市場に出回ることは殆どありません。一般的な調理法では、その不味さに太刀打ちできないためです。

苦味成分のもとは『スルフォラファン』です。解毒・抗酸化作用を持ち、がんを予防する成分として注目を浴びています。

ケールは苦味が目立ちますが、実は辛味成分も含みます。辛味成分のもとは『イソチアシアネート』です。苦味成分スルフォラファンと同じく解毒・抗酸化作用を持ちます。さらに、こちらには血液の凝固を抑制する効能があり、ドロドロ血液の改善に役立ちます。

しかし、やはりケールは不味いのです。そのため昨今は、殆どの青汁メーカーが『大麦若葉』や『明日葉』など苦味・辛味・青臭さが目立たない原材料を主にしています。

ケールを使った商品は、抹茶粉末を多めに含有するなど工夫されています。そのため一昔前の青汁と比較すると飲みやすくなりましたが、嗅覚が優れる人はケール独特の青臭さを感じるかもしれません。その場合は、水ではなく牛乳や豆乳で溶くと飲みやすくなります。

メーカーの中には、少量をお試し価格で販売したり、無料サンプルを提供するなどしています。気になる商品が見つかったら、まずはこうしたサービスを利用して味を確認してみましょう。毎日、継続して飲む物は味が大切です。不味いものを無理して…ではなく、美味しいものと付き合いましょう。